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X4 KODAI くんの定点レポートです(その他雑感)

Funk,Dunk,Punk tour 2016.07- の感想など世界で1番あつい夏的な

2016年の夏のことを思い出すと、私はどうしたってきっとKODAI くんのことを思い出す。なんて、世界でいちばん熱い夏みたいな出だしから始められるほど暑かった。わんえんおんりーだーりん、このトキメキ、止めないで、、止まらなかったんです。それくらい、それくらいに私は彼をすきでした。誰かのことを応援する喜びは痛さも増幅させたけど、いつまでもあの夏にいたかった。これからもこの人を応援したいと思う夏でした。

 

そんな夏にしてくれたのは、間違いなく止まることなく走り続けたX4でKODAIくんだった。夏に待ち受けていたのは、春の「PartyUp!!」ツアーを終えてすぐに始まった「Funk,Dunk,Punk」このアルバムを引っ提げたツアーである。

 

 POPな「RainbowRoad」をリード曲とするセルフカバーも含む全17曲のアルバム。さわやかなPOPチューンが引っ張るこのアルバムは、とても耳馴染みが良く新しいX4が作られる合図のようだった。前作「XVISION」の四人のアダルティな雰囲気とバラードが並ぶしとやかさはそこにはなかった。セルフカバーを入れることで、過去をいい意味で取り入れていく気概があるんだと思った。それは今回の「Xrossmate」ツアーでも思ったことだけど、過去を消すんじゃなくて過去を飲み込んで凌駕してほしい。

 

前回のツアーが新メンバーのお披露目なら、このツアーは新メンバーのいるX4の提示。もう生まれ変わったのだと、アルバムを通していわれるような感覚。4人の時のそれとも、3人のときのそれとも、部外者だった自分だってわかる変化。そこを受け止めるか、流すか、飲み込むか、それは人それぞれだけど、船に乗ったばかりの私は早く「新」という文字が外れる彼らを見たかったし、X4というグループを応援したいと思ったのもこのツアーである。

 

ひとことでいう、たのしかった。

感覚すべてが奪われて、感情が走るのを止められない。どんどん加速していった笑今も変わらないけど、そんな歌声は出会った中で彼しかいない。昔好きだったバンドも、いつも歌でいろんな力をくれた。でもそれのどれとも違う、もっといろんな人に聞かれるべきだとさえ思った。わたしは実を言えば同短拒否という名の厄介ヲタクなのだけど、それを脱せたも彼のおかげだ。まあ、おいおい書くと思う。書かないと終われない気もする笑

 

ライブはアルバム通り、痛快で爽やかでPOPだった。彼らはワンマンでこそ、世界観を発揮してくる。演出がすごく作りこまれた一片のストーリーみたいなのだ。曲を繋ぐ効果音と曲はこびは、「PartyUp!!」ツアーの何倍も自然で不安もなかった。

(日がたち過ぎて事こまかに書けないのが悔しいけれど、DVD見ながら書くのも癪なのでその時の感覚を絞り出して書くので間違いもあるかもしれません)

昔の彼女との再会を歌った「薬指」前には踏切の音。そこからYUYAくんとKODAIくんの二人のシルエットが現れて、すっと曲が始まる。曲の意味や空気感をよく表現した演出だと思った。セットリストという流れ、という意味だけでなくその余白さえもストーリー展開にしてしまうところが面白いなと思った。一曲一曲は繋がった物語ではないのに、あっという間に世界にひきずり込まれる仕掛けが落ちている。

 

そういう意味では、「DISTANCE」がKODAIくんのアカペラから始まることもそうだった。暗転して誰のシルエットもないステージ。何が始まるんだろうと真っ暗に用意された空間にすっとブレスの音が聞こえて、思わず息をのんだ。何度行っても、何度もその高揚感に包まれた。一人ずつシルエットが増えていく、芝居の中にいるみたいだった。

 

そして「Obsession」はまたもやアレンジを変えた。MAXのソロから始まるその重なりは、会場の雰囲気を変えた。一気に重厚でむせかえるようなほどの熱気を感じた(ライトがやたらとオレンジや赤が使われていた気がするからその色もすごく雰囲気を作っていた)この曲を歌う時のMAXの目がすごく強くて鋭くて好きなのだが、YUYAくんKODAI君含めやはり上三人が放つ色香というか、こういう曲に合わせたアプローチは熱っぽさを持ってくる。妖艶といえば正しいのか、魅せ方ひとつひとつが先ほどまでのポップチューンやバラードとは色を変える。思わずグッと息を呑みたくなるような、何かが胸にせり上がってるような気分。そんなX4がわたしはすきだ。それを体感するのがこの曲だったりする。最近見られてないから、見たいな。キラキラよりギラギラがすき。ギラついた目をしてる3人がすごくかっこいいと思うとともに、飢えた野獣のような目をしょーたとじゅきやがし始めたらいよいよこのグループの進化だなと思う。

  

「Bang A Gong」や「Dive into your love」で客を煽るJUKIYAに「声にしたなら」や「KillingMe」でパートを与えられて歌い上げるSHOTAは、このファンクでもパンクでもないけど新しいX4の提示をした「Funk,Dunk,Punk」というアルバムを通したこのツアーで、ポップで愛に満ち溢れたX4に必要不可欠な存在になっているんだと思った。 今思えば、カウントがずれてすかさずKODAIくんが入って正したこともあったな。立ち位置については、何度も厳しい優也くんを見たし、まだまだ未完成。5人が同じスタートラインじゃないからこその、ちぐはぐさが揃う時を私はずっと待っている。でも、ダンスの高さの整い方や合わせることへの意識はすごく見て取れて、そういうところからどんどんと固められていくんだろうと思った。

 

このツアー中、優也くんが何度も言っていたこと「みんなが主役になれるグループに」その言葉を信じられなくても信じてしまう自分がいて、信じてみたいと思った。片一方で今の状況ではそんなこと絶対にありえないと笑った自分もいた。でもそんなポテンシャルがあれば、X4というグループはすごい化け物になるだろうと思う。そんな化け物が潜んでると思ってる。そう思わされるのは何故だかはわからない

 

「LOVECOST」のMCで口を大きく開けて笑いながらKODAIくんの言う「音楽は自由やから」何度聴いたんだろう。言葉じゃなくて音を信じるべきなのだけど、それ以上に自由を体現するパフォーマンスがあるから信じられると思った。言ってくれるたび、わたしは顔面が崩壊するくらい、歯茎が見えるくらい、大口を開けた笑顔でいた。

 計算して計算して表現も歌の技巧も世界観も作り上げていると思っているKODAIくんの歌が、一気に自由になって全部置いてって楽しいってところに届いて自由に歌っている瞬間がすきだ。周りなんて一ミリも見えてないだろう。ぐーっと音の中に入ってくのがわかる。その一つ一つを本当なら言葉にしたいのだけど、言葉にできないくらい自由な瞬間。たとえば、ロングトーンの瞬間とか盛り上げる曲でかましまくるフェイクとかバラードの途中に突然声がノりだすこととか。ああ、楽しくて仕方ないんだなって思える瞬間が時々やってくる。言葉にするなら擬音でしか表現できないくらいパワフルで、追随を許さない一番先に行ってしまう自由な瞬間。

 

誰かのことをサポートできる周りが見えた常もすきだけれど、入り込んで入り込んで極限な姿も見てみたい。 彼が誰よりも自由に歌った時、その歌がより輝くためのステージが一番望ましい。そしてこのグループが輝くと思っている。そのために4人が必要。こんな極端な考え。 

 

私にとっての真ん中は彼だからこその意見かもしれないけど。

 

X4としてのこーだいくんがすきだし、こーだいくんのいるX4がすき。

 

本当によく手紙芸人しましたこと。

 

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これ、4月?3月?に書いた文章なのにあんまり今と思うこと変わってなかったから今更だけどアップします。こーだいくんの歌がすきです。今日も。